所在地 | 島田市尾川321 |
電話番号 | 島田市役所 文化財係 0547-36-7967 |
駐車場 | 有り |
ジャンル |
神社・仏閣
文化財
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室町時代後期作、60年に1度御開帳の法蔵寺の秘仏
法蔵寺は尾川地区西側山あい麓にある曹洞宗の寺で、慶安元年(1648)の創建と伝えられています。
江戸時代末期の安政5(1858)年、尾川を襲った水害で裏山が崩壊し、法蔵寺は被害を受け、その後再建されることもなく、被災から約60年後の大正7(1918)年まで待つこととなります。
再建に先立つ明治16(1883)年法蔵寺内に観音堂が建立されました。
ここに安置された千手観音立像は、像高101センチ、榧(かや)の寄木造りで、いわゆる壇像(だんそう)仕立ての像で、額を広く取った丸味のある顔は親しみがあり、宗風芸術の影響のもと、室町時代後期の作品といわれています。
この千手観音立像は、昭和59(1984)年5月22日、市指定文化財。
なお、60年に1度御開帳の秘仏で次回は2043年です。
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公共交通機関 | 島田駅から大津線 天徳寺方面行き乗車し、尾川バス停で下車徒歩約10分(711m) |
車 | 島田駅より14分(4.7km) |