所在地 | 島田市落合 (大津落合忠魂社境内) |
電話番号 | ― |
営業時間 | ― |
休業日 | ― |
入場料 | ― |
駐車場 | なし |
ジャンル |
歴史
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江戸時代後期に活躍した落合村出身の画家
春堰(しゅんえん)は落合村の出身で、江戸時代後期に活躍した画家です。
生年は不明、没年は天保7(1836)年、本名は十五郎といい、落合の領主 美濃国岩村の藩主 松平能登守の目にとまり絵師として召抱えられました。
特に猿猴図(えんこうず)を得意とし、猿の体毛一本一本を細かく描く翎毛画と(れいもうが)と呼ばれる手法を使い、思わず触れて確かめてみたくなるような、柔らかく細やかな毛並みを表現しています。
その他、天神や猪、牧童図などの作品が知られています。
春堰を紹介する記述は極めて少なく、画業の系統、誰に学んだのか不明で、後を継ぐ門下もいないと伝えられています。
書家春堰之碑は、大正13(1924)年、落合の堂前橋のたもと付近に有在する忠魂社の前に、大津村青年団によって建立されました。
公共交通機関 | 島田駅北口バス停2番乗り場 大津線 天徳寺方面行き乗車し、落合上バス停下車、徒歩約2分(約50m) |
車 | 島田駅から3.5km(約10分) |