所在地 | 島田市船木 |
電話番号 | 島田市 博物館課文化財係 0547-36-7967 |
駐車場 | なし |
ジャンル |
神社・仏閣
|
奈良時代の豪族の寺跡
昭和50年〜54年にかけて茶畑の改植に伴い、発掘調査が行われ、この寺跡は奈良時代、天平年間(729〜794年)の頃に創建されたものだとわかりました。
創建時の寺域は南北162m、東西92mの長方形で金堂・講堂・鐘楼・経蔵・塔・南門等の堂々たる伽藍(がらん)を有していました。
そのうち金堂・講堂・塔は瓦葺であったことがわかっています。
しかし平安時代に火災にあい、伽藍の多くが焼失してしまいました。
その後、再建され平安中期(9世紀末〜10世紀初頭)頃まで存在していたと推定されています。
付近から竪穴住居跡が11棟も発見され、土器などの古代文明を知る手がかりが数多く出土されました。このうちの軒丸瓦は、南原瓦窯跡で焼かれたものとわかっています。
現在では一面に茶園が広がっています。
公共交通機関 | |
車 | 島田駅より約20分(9km) |