所在地 | 島田市大代1882 |
電話番号 | 0547-46-1648 (御林守河村家を守る会 河村隆夫) |
営業時間 | 外観はいつでもご覧いただけます。 |
ジャンル |
歴史
文化財
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江戸時代の資源を守る「御林守(おはやしもり)」の歴史を伝える文化財
河村家の発生は永正(室町時代)以前に遡ることができます。
以来代々庄屋をつとめ、江戸時代に入って幕府より禄を受け苗字帯刀を許されて幕府直轄の山林を管理する「御林守」という役職にありました。
この建物は、寛政5年(1793年/江戸時代後半期)に建てられたもので茅葺寄棟造りです。
主屋は周囲を一間(1.8m)ごとに柱を立てるなどの古い形式をとっています。
間口の東側二間半は裏まで抜けた通り土間でした。
土間の上は天井裏を利用した物置になっていて、人が楽に立って作業できるほどの高さです。
土間及び今の上部に太くて力強い梁組を見ることができます。
奥座敷の天井は「武者張り」といい、武家の様式をもって造られています。
表側から次々に合わせて張り、弓矢で襲撃されたときの防御の工夫がなされています。
これから当時の、御林守としての生活をうかがい知ることができます。
河村家住宅では、代々伝わる貴重な品々や、秘仏「冑佛(かぶとぼとけ)」などの展示会を開催しています。
※開催日はホームページをご覧ください。
【関連サイト】
■御林守河村家を守る会
公共交通機関 | JR金谷駅からコミュニティバス「大代線」栗島公民館行き「岡穂平公民館」下車 |
車 | 新東名高速道路「島田金谷IC」より約10分 国道1号「大代IC」より約10分 |