所在地 | 島田市東町377-2 (細島八幡宮境内 ) |
電話番号 | ※問合せ:0547-36-7967(博物館課文化財係) |
営業時間 | ― |
休業日 | ― |
入場料 | ― |
駐車場 | 無し |
ジャンル |
歴史
しまだ市民遺産
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農民の危機を救った英雄
増田五郎右衛門 1777(安永6)〜1818(文政元) 島田宿と藤枝宿の間にある志太郡細島村の庄屋です。
文政13(1816)年、駿河と遠江両国は台風で著しい凶作と飢餓に見舞われます。
このことから百姓達は、年貢の減免を田中藩に強訴、実現を図りました。
農民たちは暴動までは至らなかったものの、いわゆるそれは、「一揆」そのもでした。
農民たちが暴動化することを心配した五郎右衛門は、藩に直訴し、減税などの対策が採用されることとなりましたが、田中藩は今後も暴動拡大を恐れ、一揆の首謀者探しを行います。
これを知った五郎右衛門は、農民に圧力が及ぶ前に自分が首謀者だと自首し、藤枝源昌寺で「打ち首」の刑に服し42歳の生涯を終えています。
多くの農民の危機を救った英雄として増田五郎右衛門は、現在もなお、五郎祭として農民の間に生き続けています。
しまだ市民遺産に認定されました
「増田五郎右衛門」生家跡・井戸・義人碑 平成28年3月16日認定
増田五郎右衛門の墓・記念碑 平成31年3月28日追加認定
公共交通機関 | JR六合駅から徒歩約25分(1.7km) |
車 | JR島田駅より約12分(5.5km) JR六合駅より約5分(2km) |