諏訪原城跡

所在地 島田市菊川1174
電話番号 0547-36-7967(島田市役所 博物館課 文化財係)
営業時間
休業日
入場料
駐車場 諏訪原城ビジターセンター無料駐車場を利用可能
WEBサイト https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/docs/kuni-01.html
備考

施設案内

「続 日本100名城」にも選定された、武田流築城術を駆使した山城

諏訪原城は戦国時代の東海道における戦略上の要地にある山城です。
初めに武田信玄が砦を築き、天正元(1573)年、武田勝頼が馬場信房に命じて築城させました。
遠江侵攻の拠点であり、また、徳川氏に対する備えであったとされています。
武田家の守護神「諏訪大明神」を祀ったことからこの名が付けられました。

天正3(1575)年に徳川家康によって攻め落とされた後、「牧野城」と改名されました。
一時、今川氏真が城主となったほか、定番衆と呼ばれる常駐の城番を松平家忠、牧野康成らが勤めました。
やがて、武田氏が滅亡すると不要となり、天正18(1590)年頃に廃城となったようです。

特徴

掛川から小夜の中山・菊川宿を経て、鎌塚・色尾に至る当時の東海道沿いに位置する。
台地の突端部を利用して戦闘正面を限定させる構造で、甲州流の築城法が見られる。
二の丸やそれに付随する大型の丸馬出は徳川氏の時代に整備された模様。

現在

昭和50(1975)年11月25日 国指定文化財(史跡)に指定、平成14(2002)年に追加指定。
平成29(2017)年4月6日 公益財団法人日本城郭協会により「続 日本100名城」に選定される。
平成31(2019)年3月22日 諏訪原城ビジターセンターがオープン。

交通案内

公共交通機関 JR金谷駅より徒歩約25分(1.3km)
JR金谷駅より 島田市コミュニティバス「菊川神谷城線」「ふじのくに茶の都ミュージアム方面」乗車、「諏訪原城跡」下車 徒歩約5分(400m)
国道1号線 島田金谷バイパス 菊川I.C.より約5分(2.7km)
東名高速 相良牧之原I.C.より約9分(7.2km)
新東名高速 島田金谷I.C.より約12分(7km)