巌室神社

所在地 島田市金谷新町1-1
電話番号 巌室神社社務所 0547(45)5422
営業時間
休業日
入場料
駐車場 あり
WEBサイト
備考

施設案内

地域の人々に「姫宮さん」と呼ばれ親しまれる神社


社伝によれば、正治2(1200)年頃、当時の住家三戸の氏神として、現在地の巌室を開いて三柱である瓊々杵尊(ににぎのみこと)、木花之開耶姫(このはなのさくやひめ)、金山彦命(かなやまひこのみこと)の神を勧請奉斎し、巌室神社と称すと記しています。町名金谷のこの金山彦の神名から、由来したとの説もあります。

その後、神社名は、「若一王子社」、「姫宮」から「巌室神社」に変更されましたが、氏子たちは今でも「姫宮さん」と親しみをこめて呼んでいます。


「厳室神社鎮火祭」

享保年間から元文年間(1716〜1740にかけて、金谷宿内で大火が相次いだことから、当時の神官が、迦具土神(かぐつちのかみ)の怒りを鎮めようとしたことからはじめられたと伝えられています。

鎮火祭は、氏子が参集するなか、庭場に祭場を設けて五菜(人参、大根、里芋、ゴボウ、果物)の神饌を供し、水神、ひさご、埴山姫(土)、川菜の四種を供えて儀式を執り行います。

この儀式は宮廷祭祀の一つである、「令義解(りょうぎかい)」における火災を防ぐための祭儀に由来するとされており延喜式(えんぎしき)の神祇に則った厳かなものです。

祭事は、神官が太刀をもって予め設けた焚火を切り、ひさごに盛った水をかけ、埴山姫と川菜によって火を鎮めます。この神事で出た鎮火のは炭は、火災除けのお守りとして祭事の参列者に配られます。

厳室神社鎮火祭は、平成2年7月9日指定市指定 無形民俗文化財に指定されています。


巌室神社六月(みなつき)大はらい(神事六月三十日)

古来より、六月(みなつき)はらいとして、カヤで作られた直径2メートル位の【茅(ち)の輪】をくぐり、疫病や今までの知らず知らずのうちに重ねた罪や心身のけがれをはらい、後の半年の無病息災を願う神事として午後七時から式典が行われています。


【関連WEBサイト】

■巖室神社鎮火祭

交通案内

公共交通機関 金谷駅より徒歩3分(200m)
金谷駅より2分(約200m)